トラピッチェエメラルド

南米コロンビア、ムソー鉱山産のトラピッチェエメラルドです。
重さは１．５６ｃｔ、大きさは１０．３ｘ８．０ｘ２．３ｍｍです。

コロンビアのエメラルド鉱山だけから稀に産出されるとても珍しいエメラルドです。
トラピッチェとはスペイン語で「サトウキビを絞る機械」の事で、
その歯車に模様が似ていることからトラピッチェエメラルドと命名されたそうです。
こちらのルースはカーボンラインが完全にインクルージョン化しており、表面に達してい
ない非常に珍しいものです。ルーペで確認するとカーポンは粒状に散らばるように６条の
ラインを形成しており、まるで形成途中のようにも見えます。
中心の六角形だけは非常にはっきりしていて面白い模様のトラピッチェエメラルドです。
少々分かりにくいですが写真１～３枚目でエメラルドの成長線が外周に沿って確認できます（グリーンのライン、肉眼ではもっと分かりやすいです）。
色はムソーならではの深みのあるグリーン、磨きが良いのでトロッと照りも良く、
透明度も高くコレクターズストーンとして価値のある逸品ではないでしょうか？

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