商品番号 MO-1 南米コロンビア、ムソー鉱山産のトラピッチェエメラルドの原石です。 重さは94g、大きさは約55x44x34mmです。 トラピッチェエメラルドとは6個の結晶が6条のカーボンラインに よって仕切られている非常に珍しいエメラルドです (出品中のカボションカットをご覧になっていただければ分かり易いと思います)。 唯一コロンビアのエメラルド鉱山だけから稀に産出されます。 ルースにされずに全く手を加えられていない原石に出会うためには 現地の鉱山で働いている鉱夫とのコネクションが必要です。 「トラピッチェ」とはスペイン語で「サトウキビを絞る機械」の事で、 その歯車に模様が似ていることからトラピッチェエメラルドと 命名されたそうです。(現地写真集、コロンビアの首都ボゴタをご覧ください) トラピッチェエメラルドのルースは見たことがあっても 「原石ってどうなっているんだろう?」と思っていらっしゃる方 多いのではないでしょうか? そう、原石の状態でもしっかりエメラルドの結晶が6個に分かれているんです。 しかし、原石の状態でハッキリ観察出来る事は稀です。 こちらの標本は母岩に半分埋まった状態ですが、3条が非常に 良いコンディションで残るトラピッチェエメラルドの原石なのです。 なおかつ、こちらの原石はトラピッチェエメラルドの柱状結晶に なっていますので金太郎飴のようにどこを切ってもトラピッチェ模様が 現れるはずです。 通常、トラピッチェエメラルドのルースはこのような結晶の一部を 輪切りにして切り出しカボションに研磨した物なのです。 まず出会うことの無い珍しいトラピッチェエメラルドの原石、 非常に価値のある逸品です! SOLD |