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商品番号　RC-21 南米コロンビア、ムソー鉱山産、トラピッチェエメラルドです。 重さは１．０１ｃｔ、大きさは８．８ｘ６．９ｘ１．８ｍｍです。 コロンビアのエメラルド鉱山だけから稀に産出される とても珍しいエメラルドです。 トラピッチェとはスペイン語で「サトウキビを絞る機械」の事で、その歯車に 模様が似ていることからトラピッチェエメラルドと命名されたそうです。 こちらのルースの特徴は双子になっている点です。 おそらく隣り合わせの２本の柱状結晶が融合した結果 このようになったと考えられます。 その証拠としてまず、 本来は中心が６角形のはずなのに変形した８角形 （ハート形の窪みの角も数えて）になっている点です。 これは二つの六角形の二辺が融合した結果と思われます。 本来六角形の二辺がくっつくと９角形になるはずですが ハート形の窪みと反対側の２辺が長い直線になって 角がひとつになっているからです。 それで、６角形の角から本来伸びる６本の線が ８角形になった事で８本になっているという事です。 このハート形の中心部分からハートを左右ふたつに分けるように 黒い線が入っていればふたつの結晶がただ隣り合わせで くっついているだけと考えられますが、 こちらはそれらの線もなく、綺麗にハート形の８角形になっています。 ３０年間エメラルドの買い付けに携わってきましたが このようなトラピッチェエメラルドは初めて見ました。 現地ボゴタのエメラルドブローカーの中に 一人だけいつも変わった商品ばかりを集めている ビクトルと言う男がおりまして、今回も彼から仕入れました。 彼も今回ばかりは興奮気味に私の事務所に来るや否や「双子！双子！」 「トラピッチェの双子発見！」ととても嬉しそうでした。 実は彼も私も長年エメラルドの買い付けをしておりますが 双子トラピッチェは初めて見ました。 なおかつ幸運にも色も良く、カーボンラインもハッキリ出ています。 おまけに中心部分は可愛らしいハート形、これはもう仕入れるしかないでしょう。 お値段思いっきり安くしてもらって仕入れました！ そのままお安く販売いたします！ レアストーン中のレアストーンと言える幻の双子トラピッチェ。 現地でも今後出会える可能性は非常に低いと私も思っております。 これぞ本物のトレジャーストーン、コレクターズストーンと言える逸品でしょう！ 　SOLD