パライバ州、サンジョセ・ダ・バターリャ鉱山(オールドマイン)産です。 重さは1.26ct、大きさは8.0x6.4x3.8mmです。 1989年にバターリャ鉱山でエイトール氏によってパライバトルマリンが発見されました。 発見当初に産出されていたパライバトはこちらのルースのように藍色にネオンを 含むような独特な色合(オールドネオン)でした。 発見当初の数年しか産出されなかったオールドネオンの高品質なパライバは 発見者であるエイトール氏の名前に因み現地ブラジルでは「エイトリータ」との 通称名で呼ばれ、幻のパライバトルマリンとされております。 なぜならその後採掘されている鉱脈からは例え非加熱でもこの色と品質を兼ね備える 原石はもう産出されないからです。本当に短期間しか産出されなかったのです。 こちらのエイトリータはグリーンを含むグリニッシュオールドネオンです。 1ctアップと言う奇跡的な大きさにもかかわらずインクルージョンは非常に少なく、 それゆえに透明度が非常に高く、照りも強いです。もちろんプロポーションも完璧です。 なかなか出会うことの無い好条件を兼ね備えた「エイトリータ」です。 エイトリータをはじめ非加熱パライバは多々あるのですがA.G.L.(宝石鑑別団体協議会) の規定により「通常、色の改善を目的とした加熱が行われています。」と言うコメントが 加熱、非加熱問わず必ず入ってしまいます、ご了承ください。 A.G.L.いわく低温加熱ゆえ鑑別機械では判別出来ないことが理由だそうです。 インディゴライトのブルーとも明らかに違う深いネオンブルー、最近のパライバの ネオンブルーとも明らかに違う幻のオールドネオン。 希少なブラジル産パライバトルマリンの中でもさらに希少な幻のパライバトルマリンです。 SOLD |