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パライバ州、サンジョセ・ダ・バターリャ鉱山(オールドマイン)産です。
重さは2.24ct、大きさは7.6x7.1x5.2mmです。
こちらのルースは非常に珍しいパーティーカラーになります。
写真7枚目でお分かりのように右側約1/3程がネオングリーン、左側2/3程がネオンブルーになっております。ただし正方形に近いクッションカットになっているので天地左右お互いのパビリオンが色を反射しあって混ざり合っていますのでフェイスアップで見ると独特の色目になっております。

パライバはご存知の通り一般的に加熱が行われていると認知されております。
しかし当店の原石標本を見ていただければお分かりになるように人為的加熱がなされていないにもかかわらずネオンブルーですよね。なぜかと言いますと地中奥深くパライバが眠るペグマタイト鉱床も大昔にマグマなどの地熱によって加熱されているからなのです。
ただし地中での加熱条件によってはグリーンやパープルで産出されるのです。
こちらのルースも人為的に加熱をすればおそらく一色になってしまうでしょう。

カットや研磨と言った人為的処理は別として、私自身やはりナチュラルなものを扱いたい
と言う願望が非常に強く、鉱山からの流通経路が明確なものや加熱の痕跡が無いものを仕入れる事にしております。
ただし残念なことに現在のA.G.L(宝石鑑別団体協議会)の規定は加熱の有無を問わず
パライバ鑑別は「通常、色の改善を目的とした加熱が行われています。」と表記されます。
ですのでこちらのパーティーカラーのように例え非加熱でも鑑別にはこのような表記がされてしまうことはご了承ください。
地中での自然界加熱と人為的加熱(400度前後)は共に宝石にとっては低温加熱の部類に入り、鑑別機材では区別が出来ないと言うのが結論のようです(コランダムの人為的加熱は800度以上ですので加熱の有無が判断出来ます)。

当店でパーティーカラーのパライバトルマリンは過去にも販売しておりますがパープルとのコンビネーションがほとんどでこちらのようにブルー&グリーンのパターンは初めてです。
マテリアルは奇跡的にもほぼルーペクリーン、2ctアップと大きさも魅力的です。
深みのあるネオンブルーとネオングリーンのコンビが織り成す輝きは美しいと言う表現を超えて魅惑的とも言えるでしょう。
希少なパライバトルマリン、その中でも更に希少なパーティーカラー!
次はいつ出会えるか分からない逸品です!
中央宝石研究所の鑑別書付きです。


 SOLD
パライバトルマリン
パライバトルマリン
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